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LUCID 1999.10.16 − 2009.12.29

2009年12月29日 ルシードが眠るように10歳と2か月の生涯を閉じました。
優しくて人間の言葉をよく理解するとても良い子でした。
ルシードを通して出会えたたくさんの方々、そして出会わせてくれたルシードに感謝しています。
家族皆に愛され、私にとって最高のパートナーでした。

ルーちゃん、ありがとう。あなたのことは絶対に忘れないよ。
(2009年12月ブログにて書いた記事より転載します)

******
1年半前の5月31日。
夕方にルシード、ゼウスのシャンプーをしていたときに全ては始まりました。

ルシードのシャンプーの番になり、肛門のところにパチンコ球大の腫瘍のような手触り。
「なんだろう」 なんだかとても嫌な予感がしました。

その次の日、朝一番で懇意にしている動物病院に連れて行きました。
なんでもないこと、私の気にしすぎであることを祈りながら。

先生は、少し診察して「嫌な予感がするね」
その場で大学病院を紹介してもらい2週間後にやっと予約がとれ朝8時からの診察で都内にある大学病院に向かいました。
生化学検査、エコー、レントゲン、CTスキャン。

一日がかりの検査で出た結果は 「癌」 でした・・・。

それも既に全身に細かく転移していて手の施しようがないこと。余命は3ヶ月もたないかもしれないということ。
抗がん剤の投与は、現状では勧めないこと。

全ての診察が終わり、病院を出て大学病院の駐車場で泣きました。
信じたくない。 なんでなのか。なにかの間違いではないのか。

帰宅してからもひたすら泣きました。
正直言うと、今日の日を迎えるまで泣かなかった日のほうが少ないかもしれません。眠れない日も続きました。

その日から闘病生活が始まりました。ルシードが元気なうちにたくさん思い出を作りたい。

ゼウスには申し訳ないけれど、当時オーナーハンドラーで頑張っていたドッグショーをプロハンドラーの方に引き継いで
いただくことを決めました。
そして、アメリカでボーディングをしてもらっているオゥシーたちの来日が決定したのも、ほぼ時を同じくしてでした。
悩んだ末に来日を延期するという形で現在に至っています。

ゼウスがボーディングと遠征で1ヶ月ほどハンドラーさんのもとでお世話になっている間に山に海に川に公園に。
たくさんルシードと遊びました。海で遊ぶルシードをビデオカメラで撮ったりもしました。
 ゼウスが来てから1頭の時間はなかなかとれなかったからルシードもすごく嬉しそうだったのを覚えています。

病魔は確実に進行していきました。

最初に見つけたときにパチンコ球大だった腫瘍は、日を追うごとに大きくなり女性のこぶしくらいの大きさになっていました。 
それに伴い、様々な症状も出てきました。
それでも食欲はあったし、オムツをつけなくてはいけなくなってしまったけどオモチャで少し遊ぶこともできました。
けれど体は見る見るうちに痩せ細っていき骨と皮の状態でした。

今年の6月で、宣告から1年。

大学病院に診察に行きました。
病院では生命力の強さにとても驚かれましたが、レントゲンなど検査をしてもらって「この状態だと余命はあと1ヶ月。
それも持たないかもしれない」

それから6ヶ月の今月。
12月に入ってからは歩くことが出来なくなってしまい、横になったきりになってしまいました。
大好きな廊下での日向ぼっこも自分から廊下にいけなくなってしまいました。
でもオヤツや袋のガサガサという音がするとベッドから首だけ上げてこちらを見てアピール。まだまだ大丈夫かと思っていました。

クリスマスの日、25日。
仕事でお昼から夕方までいないので実家の母にルシードを見てもらっていましたが仕事が終わって夕方、
帰宅前にスーパーで買い物していたら母から電話。
呼吸がいつもよりおかしい、目も焦点が合ってない。早く来て!
ちょうどスーパーに着いたばかりだったから、かごに入っているものを全部戻してすぐに向かいました。
心臓が止まりそうな思いで。
どうにか持ってほしいと思いながら。

到着したとき、本当に状態がおかしくて、もうダメかもしれないと思いました。今晩でダメかも。
クリスマスなのに。

幸い、持ち直してくれ、食欲も出てきて少し安心しましたが長くはないかもしれないというのはわかりました。
これが今日までの経過です。

ルシードが今日、ここに報告するまで、まるで元気で10歳という年齢に応じた生活を送っていたかのようにしていたこと。
夏にルシードが少し体調を崩した時にブログで少しだけ触れたことがありました。

そのときは「夏バテ」とごまかしたような書き方をしてしまっていましたが心配して、お電話を下さった方もいらっしゃいました。
その時に「なんでもないんですよ。年齢も年齢ですからちょっと夏バテで」と嘘をついてしまったこと。

本当にごめんなさい。

今日までの1年半、実際は介護と闘病の毎日でした。

その介護の壮絶さは文字にすることすらできないくらい。気持ちや体の休まる日はありませんでした。

実家の両親、そして旦那。
この1年半、家族みんなのチームワークと気持ちで乗り切りました。
到底、私一人ではカバーできることではありませんでした。 特に両親のルシードに対する気持ちには頭が下がる思いです。
ありがとう。 心から感謝します。

ルシード。1年半、本当によく頑張ったね。

どこに行くのもいつも一緒だったね。

私は、あなたが自慢でした。

10年前に我が家に来たときのこと、前日のドキドキした気持ち。今でも覚えているよ。
ルナのことがあったから「この子は絶対に元気に育つように、大切に大切するからね」って誓ったあの日。

いろんなところに行ったね。いろんな人に可愛がってもらったね。いろんなことして遊んだね。

免許取立てのころに夏にルシードを連れて車で遠くまで行ってコンビニの駐車場で一人と一匹、車中泊したっけ。
迷惑な飼い主だね。 でも朝、起きてすぐ近くの海で遊んだとき朝日を一緒に見たの今も鮮明に覚えているよ。綺麗だったね。

ドッグショーも出たね。 けしてショードッグではないことはわかっていたけどクラブ展、そして本部展まで一緒にオーナーハンドリングで私と走ったよね。
ルシードと緊張しながら青いジュータンの上を走った。

訓練もがんばった。 もともと訓練士になりたかったから、スルスルと訓練がはいるルシードが楽しくてCDにもチャレンジしたよね。
 訓練の本を見て、インターネットで訓練科目を調べて。 全部が手探り。
CDXを受ける日の朝は、まだ朝日が上がる前に早起きしちゃって苦手だった科目を復習したね。
ルシ、眠かったよね。 でも結果、あなたはCDXまでとってくれた。

お利口で人の気持ちや言葉がまるでわかるようなルシード。

ルシードには色んなことを話したね。
でも口の堅いあなたは黙って聞いてくれていたね。

あなたは私にとって最高のパートナーでした。私にとって全てだったよ。


これからも、きっとあなたを超える子は出てこないと思っています。
大好きなルシード。

ここまで冷静に書いているけど、もう限界。
まだ信じられない自分がいます。

ルシ、ありがとう。
あなたと暮らした10年は私にとって生涯忘れることのない大切な時間でした。

どうしていなくなっちゃうの?もっともっと一緒にいたかったのに。
あともう少しで今年も終わるのに。一緒に新しい年も迎えようねって言ったのに。
くやしいよ。

明日、お昼に火葬に行きます。

生前ルシードを可愛がって下さった方々、ブログを見ていただいていた方々ありがとうございました。

どうかルシードという1頭のオーストラリアンシェパードがいたことを忘れないでいてあげてください。

ルシード 1999年10月16日生まれ  2009年12月29日 永眠

2010年 1月2日現在。

12月30日、お昼に火葬に行きました。旦那、実家の両親と4人で立ち会いました。
煙となって広い空に吸い込まれていくルシードに皆で、また泣きました。

もう少しで2010年で新しい年なのに。
そう思って悔しかったけれど、宣告から1年半も頑張ったルシード。
とても気を使う優しい子だったからきっと2009年いっぱいギリギリまで頑張ろうって思ったのかもしれません。
年始、年末は動物霊園も営業がお休みだし、きっと そんなことも考えてくれたのかもしれないと思っています。
そして偶然にも四十九日がゼウスの3歳の誕生日になります。 

泣いて泣いて、一生分くらい泣きました。
今もどうしようもない気持ちになってふとした時間にルシードを思い出して泣き、辛くて悲しくて仕方ないけれど
少しずつ前を向いて歩いていこうと思っています。

ルシードにたくさんのお花をお友達からいただきました。最後の姿を見にかけつけてくれて泣いてくれたお友達もいました。
たくさんの温かいお言葉、メール、電話をいただきました。
改めてルシードが出会わせてくれたたくさんの縁、たくさんの人の温かさを感じています。

私にとってルシードは、その存在が大きすぎます。
それだけに時間はかかるけれど・・・。
ルシードに10年前の1999年12月19日、出会えたこと、一緒に暮らせた日々。たくさんの思い出。
ルシード、ありがとう。 あなたはいつまでも私にとって最高のパートナーです。

また虹の橋でいつか会えるとき、その時はたくさんいろんなこと話すからね。
きっと、あなたはいつものように黙って隣りでニコニコしながら私の顔を見ているんだろうな。

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*子犬のオーナーさま用*



1999年12月19日我が家に来た日。
まるでぬいぐるみみたいだった。

買ったばかりのベッドもすぐに穴をあけちゃったね。でも楽しそうだった。


生後5か月。このころにはいろんなことができたお利口さんだった。

1歳の誕生日。元気に大きくなってくれて嬉しかった。

同い年のチワワのムクと仲良し。

2003年元旦。我が家の愛犬たち。
ルシード3歳。

2007年3月新潟にて。
毎年、山や川とたくさん遊んだね。楽しそうに走る姿が嬉しかった。

スキー場で。

海にもたくさん遊びに行った。

スポーツ万能。フリスビーもボールも得意だった。かっこよかったよ。

ゼウスの子育ても一緒に手伝ってくれた。

ゼウスもルシが大好きだったから寂しがっているよ。

10歳のお誕生日。プリンでお口がべたべたになっちゃったね。

2009年12月20日。最後になってしまった写真。
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